防衛費増額

先ほどニュースで見ましたが

防衛費の増額のために増税するとか・・・。

 

アホですわ。

 

有識者会議で話し合われたそうです。

 

 

僕が現役のころ、年に数回、戦史やその中に登場する英雄的な扱いをされている方の話を例題として「愛国心」について精神教育というものが行われていました。

 

僕が辞める数年前からほとんどやらなくなっていましたけど。

 

こういった教育は指揮官が行いますが、大体半数は内容を数日前に覚えてただ読み上げるだけのつまらない、本当に眠くなるものでしたが。

 

それらの戦史を興味をもって自ら調べていた人が話す内容は本当に面白くて

愛国心とは何ぞや?」というものを、しっかりと叩きこまれました。

 

僕が現役時代に感じていた「愛国心」は年齢を重ねていく中で思想も含めて

根底にあるものは変わりませんが大きく思想に緒ついては大きく変わっていきました。

 

その思想の部分で最たる変化は、中国・韓国などのウザさ。です。

 

これについては、精神教育の中で「中国ってウザいよね~!」「韓国ってダルいよね~」などと具体的に話す指揮官はいませんでした。

 

でも、日本を守るという根幹を持たなければならないものとして

慰安婦問題にしても、昨今の尖閣諸島や台湾への中国の動向を見ると

とてもまともな国とは思えません。

 

これらのことを踏まえてブログを進めていきますが

 

安倍首相の時は「自衛隊を自営軍へ」「憲法9条改憲して自衛隊の身分を守る」

という話もありました。

 

僕が入隊した当時、平成の初め頃は自衛隊への風当たりも強かったですよ。

 

とある調べによると1991年の自衛隊に対する好印象の率は67%

現在は90%の人が好印象を持っているそうです。

 

この数字については、東北大震災での活動や、その他災害時の活動が評価されているものと思われます。

 

自衛官って何かが起きた時、だれから言われるでもなく

「これはまずいな・・・」と感じて、休日であれば自主的に出勤してきます。

 

もちろんその時には、派遣される覚悟をもっています。

こういった自覚も教育ではなく、実際に派遣した経験の中で被災者の方からの心からの感謝の言葉や行動を体験して、改めて身についたものです。

 

いわば、国民と自衛隊が良好な状態であるといえるのではないかと思います。

 

 

それでですよ!

 

長年かけて築き上げた信頼関係を崩そうとしているのが

防衛費を増税で賄うという動きだと思います。

 

「税金泥棒」

こんな言葉を目に、耳にした方も多いと思います。

 

最近ではめったに見聞きしませんが、この増税が実現されたらこの言葉が復活してしまうのではないでしょうか?

 

僕も「税金泥棒」という言葉が横行する時代からつい最近まで自衛官として勤務しており、実際に災害派遣も何度か経験したものとして

こういった頭の悪い論点で防衛費を増やすということに大反対です。

 

ちなみに、在留外国人の貧困者への支援は9兆円

現在の防衛費5.4兆円

 

これを増やすために増税するっておかしくないですかね?

 

まずは日本国民の生活を守れ!と声を大にして言いたいです。

 

それ相応に賃金が上がっているのなら話は分かりますが、日本人の平均所得は1990年代から右肩下がりなんですよ。

 

収入は下がる、税金は増えるなんてことはあってはならないんですよ。

 

 

僕は上の方に書いたように、愛国者であり、やや右よりな部分はあります。

なので立憲やれいわ、ましてや共産党では日本は終わると思っていますので

どちらかというと自民党支持に近いですが、岸田政権ではダメだ。

 

彼は政治も経済もわかってない。

 

僕も政治はわかりませんよ。

 

だけど、自衛官だったという経験上、国民に寄り添い・日本を守ろうとしない岸田政権は存在意義すらないと思います。

 

この増税の話を自衛官が聞いたら悲しむと思いますよ。

 

給与が増えればいいという人も当然出てきますけど

今の国民との関係性には満足しているだろうし

だからこそ、有事の際の即応性も保たれていると思います。

 

ただ、このニュースをどれだけの現役自衛官が目にして問題意識を持ったのかは不明です。

 

自衛官の多くは、いくら振り込まれたかは知ってるけど、各種税率がどれくらいで

いつどれほど税率が上がったのかは知りません。

 

興味がないんです。

 

なので、もし、この記事を読んだ自衛官はそういったことについて調べてみてください。

 

そしてこの増税論に国民はもっと怒ってください。

 

本当にふざけてますよ。

 

 

今日はバナー貼りません