高校卒業~入隊

先にも書きましたが

 

高校時代は勉強もせず、気がつけばクラスで下から3番目の成績で卒業しました😅

 

その下位3人が、僕の影響で自衛隊に入隊することになりましたが

最下位の奴は、卒業延期になり5月の入隊になりました。

 

今はある程度決まった時期に新隊員が入ってきますが、昔は毎月新隊員が入ってきてました。

 

卒業から入隊までは少し時間があったので

友達と遊んだり、親戚回りをして過ごしましたが、全く実感はありませんでした。

 

僕が入隊(着隊)したのは3月26日でしたが

その前日にやっと

「あ~…明日から家出るんだな…」って寂しい気持ちになりました。

 

いよいよ当日

 

例のおっさんが迎えに来ます。

 

白のバンでした。

 

母と妹、それに叔母さんが見送りに来てくれました。

みんな泣いてましたね。

 

車に乗り込む寸前で、タバコとお酒と数万円の現金をくれました。未成年でしたけど。

 

みんな「帰ってきたかったら帰ってきていいんだよ!」と言ってくれたのを今でも鮮明に覚えています。

 

僕は泣かないようにしてましたが、家族と涙のお別れをして北恵庭駐屯地へ出発

 

2時間ほどの道のりでした。

 

駐屯地に入ると、当たり前だけど自衛官がいます。

本当に見たことがなかったので新鮮でした。

 

受付のようなもので書類を出して、居室へ案内されます。

そこには数名の同期となる人達がいました。

 

僕は尖ってたので「舐められちゃいかん」と思い、自分から挨拶をすることはしませんでした。

 

荷物を一通りロッカーなどに片付けて一息つこうかと思ったら、「よろしく」と話しかけられました。

変に空気を悪くするのは違うなと思い

僕からも「よろしく」と返しました。

 

「…」

「……」

 

その後会話はありません。

 

居室に着いて、人がいることと同時に目に入ったのが、2段ベッドでした。

 

ベッドの足元には名札があって、そこに名前が書いてありました。

上の段でした。

 

当時はスマホどころか、携帯もなかったので時間が物凄く長く感じました。

 

色々と考え事をしてるうちに、次々と同期となる人達が入ってきます。

 

大した話すことがないまま、緩く時間が流れていなか

班長」と名乗る一人の自衛官が入ってきた。

 

新隊員前期教育の僕の班長になる松尾3曹

 

若くて背が小さい男でした。

 

軽い自己紹介の後に、その日の流れを説明してくれた。

 

とりあえず5時から夕食があるそうで、松尾3曹の引率で食堂に行くらしい。

風呂もついてきてみんなで入るらしい…地獄じゃん…。

 

などと思ってると、どこからともなくラッパの音がした。

そのラッパが鳴ると、松尾3曹と動きと話をピタッと止めた。

 

なに?この音で動きが止まるって催眠術でもかけられてるのか??

 

どうやら、国旗降下の時間らしい。

今日はいいけど明日説明があり、僕たちもやらなきゃならないらしい・・・

 

この催眠術は、退職するまでかかりっぱなしでした。

 

いま駐屯地に行っても多分、動かなくなると思います。

 

 

下のバナーは、前のブログにも張りました。

相談や依頼ができるサイトです。

 

例えば副業してみたいとか、自分のHPを持ちたいなど、あらゆるジャンルの相談や依頼を受けてくれます。

 

今は実際に何もなくてもこのサイトを見ていると、何かを初めて見ようかなと思うきっかけになるかもしれません。

 

このバナーから是非登録してみてはいかがでしょうか?

 

[http:// ]

 

入隊試験

学校では先生の猛反対はあったものの、担任の先生はおかしな思想の持ち主ではなかったので「いいな~、衣食住タダで公務員になるのか~。がんばれよ!」と言ってくれました。

 

その言葉で絶対自衛隊に入ろうと決意して、おっさん(広報官)に連絡しました。

 

また秒で飛んできますw

 

入隊試験に必要な書類に記入を開始します。

 

自分で書くものと親が書くものがありました。

 

僕は自分で書くように言われたものに記入を始めます。

名前の記入が終わったとき、おっさんから衝撃の一言が発せられます。

 

「名前書けますね!ほぼ合格です!」と・・・。

 

え?…ってなるじゃないですか。

 

聞いてみたら、名前も漢字で書けない人がいるらしいです。

そういう人は、ちゃんと選考するみたいです。

 

とにかく人を確保したい自衛隊なので当時は名前さえ漢字で書けたら入隊できました。

 

 

ただし、少年院に行ったとか前科ありだった友達は落ちました。

僕より頭もよかったんですけどね。退学してたけど。

 

今は違いますよ!

 

皆さんの周りに、自衛隊落ちたって人はいませんか?

 

きちんと学科試験や面接を通らないと合格しません。

でも、他の企業に比べると緩いと思いますけどね。

 

昔との違いでいうと、僕の時代は年齢制限が18~26歳まででしたけど

今は32歳まで入れますね。

 

18歳と30歳が同期でため口で会話してるのもいれば

やっぱり年上のプライドがあって、同期でもため口を許さない人もいます。

 

僕は、同期だったらそこに垣根を設けない方が良いと思いますけどね。

だって、教育後に配属になる部隊には年下の先輩がたくさんいますからね。

教育の機関にそういったことに慣れておいた方がいいと思います。

 

そして、そういった安いプライドをぶら下げてる奴は嫌われることもあります。

結果として居場所を無くして陸士のうちにやめていく人もいます。

 

もったいないですね。

 

自衛隊を辞めて次の職場に行ったところで、年齢が低くなるわけではありません。

 

若い人には、そのあたりをもう一度考えて行動してほしいです。

 

入隊試験は、筆記(一般教養)と面接がありました。

 

あくまでも僕の時代の話ですよ!

試験中、試験官がうろうろしていて間違ってるところを教えてくれましたW

 

普通に学校の成績が悪くても、分かるものばかりでしたね。

 

昼を挟んで午後から面接でした。

面接については一応、学校でも練習していました。

自己紹介や家族構成、趣味や長所短所の考え方、その会社を志望した理由など。

 

僕も考えてました、しかしここでも衝撃の発言が・・・

「筆記の結果はほぼ合格です。なので入隊したら何をしたいか決めましょう!」

 

逆に少し不安になりました。

 

自衛隊に入ってやりたいこと」

今であれば、様々な災害で自衛隊の活躍を報道などで見ることができます。

僕の時代はそういったことを見る機会もありませんでした。

 

なのでイメージと当時からバイクに乗っていたので「バイクに乗りたい」と答えました。

 

すると面接官が

「じゃあ、偵察隊だから機甲科だね。最初は北恵庭に行くことになるけど大丈夫かな?」

 

もうどこに行くかのかも決まりました😁

 

この流れで落ちるわけもなく、無事に合格しました。

 

 

くれぐれも、今は違いますよ。

入隊してくる若い人たちの質も変わりました。

 

僕らの時代はアホばっかりでしたからね。

 

その辺の話もはまたいつか。

 

 

現役でも入隊前でも、人間関係やその他で悩みがある方で

ほかの人には話しずらいこともあると思います。

そういう方は、こちらから相談やアドバイスができます。

登録は無料ですので利用してみてはいかがでしょうか?

 

こちらのアプリが販売しているのは個人のスキルです。

いろんな分野のスキルを販売していますが、相談できる方も中にはいます。

 

逆にこちらであなたのスキルを売って副業にするのもいいかもしれませんよ。

 

[http:// ]

高校卒業~入隊を決めるまで

高校時代は2年生から夏・冬の休みをほとんど休んだことはありません。

 

なぜなら補習に参加していたからです。

これに出ないと進級も卒業もできなかったんです。

 

自分で分析すると、基本的に頭は悪くなかったと思います。

でも何か外力が加わらないと努力しないタイプでしょうね。

 

これは今も変わりません。

 

 

卒業が近づくと、教室には求人情報がおかれるんですよ。

 

いろんな企業緒を見たけど、魅力を感じるものはありませんでしたし

なにより、仕事をしたくなかった。

 

大学に行って勉強なんてもってのほか!

 

時はバブルの終わりかけ。

景気は良かったです。

 

部活もせず、もちろん勉強もせず

このころは、そこそこにグレてましたねw

 

ただ、本気で悪いことや人に怪我をさせるようなことはしませんでした。

煙草も吸ってませんでした。

お酒は・・・

 

 

その日も学校が終わって友達と街を歩いていると

スーツのおっさんが話しかけてきました。

 

「君たち何年生?進路はきまった?」

「誰だよ」

「私はこういうものです」

名刺には【自衛隊】の文字が!!

 

旧地連(地方連絡部、現地方協力本部)の人でした。

 

 

生の自衛官を初めて見た瞬間です。

 

僕の住んでいた街には駐屯地がなく、演習場もないため、自衛隊を見ることはありませんでした。

 

なので、自衛隊に入る(いく)という発想はそれまでありませんでした。

そのおっさんが「どお?自衛隊に興味ない?」

 

僕はめっちゃありました。

部活はやってなかったけど、校内のマラソン大会では常に上位に入っていたので体力には自信があったし、体力さえあれば何とかなるでしょ!

その程度に思っていました。

 

 そのおっさんは深追いはしてこず

「興味があったら名刺の電話番号に電話してください」と言い残し去っていきました。

 

その時一緒にいた友達は「自衛隊だってwww」と笑ってましたけど。

 

 

僕のこの時代は、バブル真っただ中で就職なんてし放題でしたし、給料もよかったと思います。

 

なので、こんな体力使うようなところにわざわざ飛び込まなくてもどうにでもなる時代でした。

 

今は、就職はできてもそこまで良い給料を出す楷書はそんなにないのかなという感じでしょうか。

 

進学を考えている高校生の方へ。

 

何もキャンパスに通うだけが大学というスタイルではないと思いますよ。

 

世の中にはいろんな道がありますので、このバナーから資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか?

 

]

 

やっぱ向いてねーなって思ったら自衛隊を考えるのもあるのかもしれません。

 

 

その日帰宅して、親と相談しました。

親といっても、うちは片親なので母ですけど。

 

大学行かないっていうのは、勉強したくないのもあったけど、母に金銭的な負担をさせるのも申し訳ないなっていうのもありましたしね。

一番大きいのは大学に行ける頭がないってことなんですけどw

 

母は「いいんじゃない?話聞いてみたら?」と、まんざらでもなさそうでした。

 

翌日、母がおっさんに連絡すると秒でそのおっさんが飛んできましたw

本当に早かったです。

 

その時、僕から

「きついのか」「金はいいのか」「辞めたくなったらすぐやめれるのか」聞いたところ

 

・キツイかキツクないかは、入った後の職種によって違う。

・体力勝負の職種もあれば座りっぱなしの仕事もあるし、整備や医療系のものもある。

・給料は初めは基本給122000円で1年に1万円ずつ昇給する。

・辞めたいときはいつでも辞めれるし、2年頑張れば50万。4年頑張れば100万もらって辞めれる。(任期満了金)

 

あれ?これ行くしかなくない?

ぼくの心はほぼ固まりました。

母も同じような印象だったみたいです。

 

1年で1万円の昇給は嘘でしたけどねww

 

これから少しして学校で進路相談がありましたが、そこで「自衛隊に決めた」と進路の担当の先生に伝えると鬼の形相になりました。

 

いろんな思想や団体がありますからね。

北海道は当時社会党の横道孝弘氏が知事だったように、リベラルが主流だったように思います。

 

僕の発言で態度を一変した先生は「ちょっと待っとけ!」と言い残し、職員室から何やらファイルをもってきました。

 

その中身は、成績優秀の生徒にしか見せない求人票でした。

「特別にこの中から選んでいいから自衛隊に行くなんていうなよ!学校に傷がつくだろ!」

 

ムキになりましたね。

 

 

これが僕が自衛隊に入ろうと決めた瞬間でした。

 

#自衛隊 #高校生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生時代から入隊寸前まで

北海道のとある町の出身です。

 

小学校の時は、まるで漫画の主人公のように優秀で何でもできました。

 

生徒会の役員もやったりしましたね。

 

 

中学に入った途端、まったく勉強についていけなくなりました💦

 

国語が平均より上くらいで、後の教科は10~20点くらいしか取れませんでした。

 

ここでグレるか?

 

っていうと、そうでもなく

この成績のまま2年生になり、自分でも「やべーな・・・」って思い始めました。

 

親は心配したっていうか、小学校の時との落差に衝撃を受けてたようで

「塾いかないか?」と言われ、とある塾の面接に行きました。

 

そこは個人塾で、あまり美人とは言えない女性の講師が対応してくれましたが

「この成績では、うちでは引き取れない。」といわれ・・

 

だけど「3か月だけ通ってみてください、その代わり併設してる公文式も受講すること」

 

という条件で通うことになりましたが、公文式では中学2年生でありながら

数字の書き取りからスタート…

 

情けなくなりました( ノД`)シクシク…

 

公文式のほかに、普通の進学用の授業も受けており

 

両方の課題が山ほど出され毎日寝る時間を削って勉強しました。

 

 

講師の優秀さと、課題の多さもあって

成績はぐんぐん伸びました。

 

ただし、健康と素行は低下しますw

 

塾が終わるのが夜9時ころで、そこから屯が始まるようになりました。

グダグダしてから帰って真面目に課題をするので寝るのは朝方でした。

 

中学の授業の時間はほとんどねてましたねw

 

正直なところ、学校は結果を出すところ。

その過程を作るのは塾

 

実際、授業中寝ていようが、せいぜい怒られるくらい

学校で勉強しなくても、塾でやれば結果が出るちゃうんですよ。

 

良い塾に出会えたなと思います。

 

ここのおかげで、北海道でも有名な進学校を受験することもできましたが

ぶら下がるなら、確実に中間より上で3年間を過ごした方がいいなと思い

普通の工業高校に行きました。

 

これをしたいとか、これを学びたいとかもなく

ただ単に「高校いっとこ!」くらいでしたねW

 

入学してから1年くらいは勉強にもついていけましたが、2年になるとだんだんと後れを取っていきます。

 

入学したときは上から4番でしたが、卒業時は下から3ばんでした💦

 

 

そしてその下位3人はそろって自衛隊に入隊しましたw

 

 

  ]

自衛隊を退職しました

 

 

 

 

 

 

初めまして!

 

自衛官です。

 

辞めたというのはうそになりますね。

 

 

懲戒免職です。

 

処分を受けた経緯は、追々書くかもしれません。。

 

他の公務員で懲戒免職を受けた人のブログもいくつか読みましたが

超ネガティブなものばかりでした。

 

まだ続けたかったんでしょうね

 

再就職についても悩みがあるようですし。

 

 

僕の場合は現役時代から投資などでコツコツとためてたし、今も続けているので

「まー、何とかなるかな」と」思っています。

 

投資というと、実際にとっつきにくい方もたくさんいますけど

下のバナーから飛んで資料請求だけでもしてみてください。

 

そんなに難しくなく、小遣いとは言えない賃金が生まれるrかもしれません。

 

 

[http:// ]

 

 

 

まー…副業禁止でしたからね💦

 

 

これがあったのと

 

処分に至る数年前から、早期退職したいなと思っていましたので

 

上のネガティブになってしまった方とはちょっと違いますね。。

 

 

決して「思想的」とか「自衛隊反対」などの理由ではありません。

 

楽しいこともあったし、辛い・キツイもありました。

 

 

このブログでは

 

僕の入隊に至った経緯から退職までの約30年間を紹介して

 

これから自衛隊に入隊したいと思う人に少しでもお役に立てればいいなと思って始めました。

 

 

次回以降、本編を投稿していきます。

 

 

よろしくお願いします。