災害派遣について

東北大震災において自衛隊災害派遣を実施しましたが、僕も行ってました。

 

先日の静岡の災害に対して

自衛隊遅い」などという的外れなツイートを目にしました。

 

こういく言葉を目にして、減益だったらぐっとこらえる言葉があります。

 

「なんでもいちゃもんつける前に一回調べような」です。

やっと言えたw

 

それ相応に被害が予測される状態になった時点で、自衛隊は準備しています。

 

とりあえず偵察部隊と給水物資輸送の準備など。

 

そこから被害の大きさに応じて、その内容が変化していきます。

 

あとは知事などの要請を待つのみです。

 

阪神淡路・東北大震災についても、報道で知る限り尋常ではないことがわかると

北海道の部隊でも、派遣要請がなくても派遣準備を進めていました。

 

準備については部隊としてのものと、個人のものがあります。

 

部隊としては、天幕(テント)た暖房、燃料、発電機やその他糧食

 

個人としては着替えや、飲み物やカップラーメンやちょっとしたおやつ類から、ベッドなどの寝具などです。

 

これがそこそこお金がかかるんですよ。

 

いつ洗濯ができるかわからないので、それ相応の下着類を買い込んだりカップラーメンなど、だいたい1~2万は使うんじゃないですかね?

 

僕は阪神淡路も東北大震災も行きましたが

突然「行けるか?」と聞かれ「行けます」と答えたたら、僕の部隊では2~4時間前後で準備するように言われました。

 

ちなみになんですけど、もう30年近く前になるんですね。

 

その当時は自衛隊に対する理解を得ているとは言い難い時代でしたし

この地域は自衛隊に反対する人も多いようで、準備完了から出発まで5日ほど時間がありました。

それとそういった住民感情を勘案して、お菓子や飲み物など

個人として現地の子供に渡す準備をしていった方が良いと話があったので、出費はかさみましたね😅

 

 

東北大震災の時は発生した翌日には苫小牧からフェリーで出発しました。

 

こちらは事前説明は特にありませんでした。

あったとしたら、いつ帰れるかわからないけど必ず交代は送るから!

っていう言葉だけでした。

 

どちらの地域も到着して感じたのは

「本当にどうにかできるんだろうか…」という絶句に似た感情でした。

 

僕は約1か月勤務しましたが、その間でわずかながら復興に向けた下地はできてきたかな?と感じました。

 

 

 

大災害が起きたというニュースを見たとき

自衛官なら誰もが「ここに行くかもしれない」と決意しますし

 

行くなら「早く」「小さくても役に立ちたい」と思います。

 

生活面や2次災害に対する不安は若干ありますよ。

 

でも、行ってみたら普段の訓練の成果が表れます。

長い訓練では1か月くらい天幕暮らしになるのし、被災者の方の生活リズムに合わせて夜は寝れます。

訓練中は、夜寝ることができないことが多いですから。

 

僕の職種は武器科ということで、実際にい行方不明者の捜索や道路の補修などを行うことはありません。

 

僕が現地でできたことといえば、派遣先で出会った方とお話をすることくらいでした。

 

阪神淡路も東北も出会った皆さんから「助かります」「ありがとうございます」

という感謝の言葉をいただきました。

 

僕はもう現役ではないので別に自衛隊を格好よく語る必要はありません。

 

でも、災害派遣で被災者された方の役に立つために汗を流すことは当然のことなんです。

これについて、そう思わない奴は、自衛官に向いてないのですぐに辞めた方が良いです。

 

 

それと、冒頭に書いたような自衛隊の出動が遅いなんて思わないでください。

思っても口に出さないでください。悪いのは地方自治体です。

判断が遅いのです。

 

何か起きた時には自衛隊は準備を進めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

自衛隊の昇任などについて

昨日のブログでもわかるように、入隊したら学歴関係なく給与は同じ

学歴で差は生まれません。

 

防大と生徒(中卒で横須賀に行く人)を除いて、みんな2等陸士からスタートします。

 

本当にそこには学歴も年齢も関係ありません。

ただの新隊員です。

東大を出ていようが、中卒だろうが同じです。

 

 

高校時代に成績が悪かった

中学しか出ていない

高校卒業後に他の会社に勤務していた

 

などそういった経歴など全く関係ありません。

 

僕の同期で、中卒がいますけど僕より階級上でしたからね。

 

こういった昇任の差はどこで生まれるかというと

「陸教」といわれる、陸曹になるために行く教育隊で生まれます。

 

この教育隊で成績が上位であれば、3曹~1曹まではスムーズに昇任していきます。

もし、18歳で入隊したとして、定年が55歳だと、38年勤務しますが

わずか約3か月でその後の昇任の速度が全く違います。

 

ここにもそれまでの学歴や経歴は一切関係ありません。

 

もしこれから陸教に行く候補生がこれをみてるなら、努力するポイントはたった3月です。

ここを努力しないなんてもったいないしばからしいですよ。

 

僕は陸教に行く前に、これを聞くことができたのでめっちゃ努力しました。

 

ですが地頭が悪いので結果15%くらいでした。

でも、15%も結構良い成績なんですよ。

 

おかげで1曹まではスムーズに昇任しました。

 

僕がこの記事で何が言いたいかっていうと

 

自衛隊に学歴は関係ないということです。

 

 

もしかしたら、有名進学校から自衛隊に入った人は中卒を笑うかもしれません。

 

それならそうさせておけばいいんです。

教育が始まったら学歴なんてなんの意味もないということがすぐにわかります。

 

中卒。高校中と退学とか学歴にコンプレックスを感じなくて良いのは自衛隊の本当に良いところだと思います。

 

僕のブログで、高校で成績がしたから3人が自衛隊に入隊したと書いていますが

一人はすぐに辞めましたけど、僕ともう一人はある程度の要職を経ています。

 

警察や消防もそうなのそうなのかもしれませんけど、入ってから同努力するかでその先が決まるのがよいところです。

 

 

僕は自衛隊って底辺の仕事だと思って勤務していましたし、入隊したときの風潮としても、就職できない。お金がないなどの人が行きつくところが自衛隊という印象でいた。

 

なので入隊して数年経ってから、僕のようなアホでもある程度の出世ができることに驚きました。

 

 

これから入隊を考えている人で、今は仕事をしてるけど実は高校中退・退学しましたって人でもチャンスはめちゃくちゃあるのが自衛隊ですよ。

 

曲がりなりにも公務員、「特別国家公務員」になれますからね。

 

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記事にはできない部分などもお話します。

 

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ヤフーニュースの記事について

自衛官の給料についての記事になります

 

ちょっと論点がどこなのかわからないけど

大卒で初任給22万円は低いんじゃないか?

と思います。

 

他国の軍隊と人員や航空機の数を比べるのは意味がありません。

 

記事内で自衛官より他の職業に就職する方が初任給は高いと書いてありますが

自衛隊の良くて悪いところ

「衣食住にお金がかからない」ため、初任給が低くても、全然やっていけます。

 

むしろ、そう考えたら自衛隊の方が給料いいんじゃないのかなとも思えます。

 

でも、そううまくはいかないんですよ😅

 

衣食住の「衣」ですが、これはあくまでも

迷彩柄のものやODといわれる色のものを着用し続けたなら、お金はかかりません。

 

Tシャツも支給されますが2枚だけ。

 

長期の訓練になると1か月ほど山籠もりしますが、2着でやっていけますか?

僕は無理です。

訓練中に洗濯もできませんし。

 

靴下は年に4足支給されますが、パンツはありません。

 

それに外出するとなると、私服も必要になります。

もちろん制服で外出するのはOKですが、その時には倫理的にそれ相応の行動をしなくてはなりません。

制服でパチンコ屋に行ったり、飲みに行ったり、ライブを見に行くなんてダメではないでしょうけどおそらく通報されます。

 

それと、作業服・戦闘服といわれるものの下に着るTシャツもODしか支給されないのに「迷彩柄」って統制されたりするので、着るものはお金がかかります。

 

「衣」がかからないというのは、駐屯地の中だけで生活するならという前提があって成り立つものです。

 

「食」は3食しっかり出ます。これについては無料はあっていると思います。

 

訓練中のみならず、通常の業務中でもジュースなどを飲まず水道水を飲むならですけどそんな人はほぼいませんでした。

 

「住」については正解です。

ただし、集団生活を苦にしなければ出すけど。

 

営内者といわれる独身は結婚するか、2曹30歳にならないと駐屯地外に住むことはできません。

なので、駐屯地外にアパートを借りて「下宿」という形で外出時にそこで過ごす人もいます。

 

 

ざっくり書きましたが、これから入隊する人は衣食住がすべて無料であるわけではないと思っておいた方がいいです。

 

 

自衛官の中にもいろんな人間がいて、借金してでも遊び歩くやつもいるし

本当に金の亡者みたいなのもいます。

 

僕の知ってる後輩には、10年で1千万以上貯金したのもいましたけど

彼は飲み終わったペットボトルに水道水を入れて持ち歩いたりもしてましたね。

 

自衛隊には共済組合の貯金業務があって、民間の銀行より利率がかなりいいんですけど

給与の8割くらいを定積してました。

そこまでしなくても、10年でこれくらい貯蓄はできると思います。

 

 

このヤフーニュースで、元自衛官という人のコメントがありまして

1年で1号俸上がると書いてますけど、それは間違いです。

 

昇給には「普通」「優良」「特優良」があり、それぞれ4・8・12号俸上がります。

若い人は1つの号俸の上り幅は大きいです。

年寄りは4つ上がっても3000円くらいです。

 

年を食うと号俸が上がっても、税金やら何やら引かれるので、結局昇給した実感はあんまりありませんでしたね。

 

ざっくり自衛官の給料事情でしたが

金銭面については、ある程度安定もしてるんですけど、どうなんでしょうね?

 

前に退職した後輩が、とある大手の整備工場で務めてるんですけど

残業代だけで自衛隊にいたころの給料と同じくらい出るって言ってました。

 

自衛隊は通常の業務は温いです。

することがない日もあるくらいです。

もちろん全員ではないですけど。

 

緩く安定感のある職業がいいのか?

仕事を頑張って高給を得るのがいいのか?

 

僕個人としては後者です。

 

寝る間も惜しんで働いてそれ相応の手当てがあって、たくさんお金をもらえるならそっちの方が良いという考えです。

 

訓練で1週間山籠もりしても手当てはありませんからね😅

 

訓練中に夜中も勤務に就くんですけど、真っ暗な山の中から、街の明かりを見ていると

「俺・・・何してるんだろう・・・」って真剣に考えることもありました。

 

訓練の話はそのうち書くとして、この「訓練」というものも退職したいと考えた要因の一つです。

 

お金の話でしたが、僕は比較的早い団簡易でFXを始めました。

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FXというと、高額な単位での取引を創造する方もいるかもしれませんが

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5000円といってもこれは、最低入金額がこの額であって、実際に投資として必要な金額は3000円くらいです。

 

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・これは損するなと思ったらすぐに切れる人

・ギャンブルをやっても100円でも勝ちといえる人

・少し学習する努力ができる人

・深追いしない人

です。

 

僕の収入を見て始めた後輩もいるけど、いわゆる損切りができなくてズブズブと負けていきました。

といっても、数か月で10万くらいですけど。

 

逆に勉強して本まで買って投資をしていた後輩は、僕の知らぬ間に成功してアウディを新車で買ってました。

僕は軽ですけど。

 

向いてる人として書いた真逆の人には向いてないと思いますけど、向いてない自分を押し殺して地道に努力できる人なら、最初は1日ラーメン1杯分

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五ノ井里奈さんについて

福島県の駐屯地に所属していた女性自衛官、五ノ井里奈さんが受けたセクハラについて少し思ったことを書きます。

 

先に言っておきます。

 

僕はめちゃくちゃ中立な人間です後輩からの苦情があれば、内容を聞き

誰が悪いのか精査して、部隊として悪いと判断すれば、しっかり中隊長などに申し出て謝罪してもらっていました。

 

 

今回の五ノ井さんのセクハラの件については「セクハラ」というものが自衛隊内でも本当に問題になるということを痛烈に認識させた良い例になると思います。

 

僕が入隊した約30年前はセクハラなどという言葉はありませんでしたが

とある部隊長が、運転中の女性ドライバーの太ももを触り

部隊の中だけだったけど問題になり、隊長が朝礼で土下座したことがありました。

なぜこんな昔の話を持ち出したかというと、要はセクハラという言葉があろうがなかろうが、その行為が悪いことだと認識があればしっかり謝罪する人もいるということを伝えたかったからです。

 

郡山駐屯地には、特科と高射特科があるようですが

僕の予想ですけど、五ノ井さんが所属していたのは特科だと思います。

 

高射特科は比較的古くから女性が勤務していますし、思考のしっかりした人が多かった気がします。

ですが、特科はその昔は女性隊員が勤務しておらず、僕が入隊した前後で女性が勤務し始めたような気がしますし

 

ちょっと思考が子供っぽいというか,、なんとなくアレな人が多い印象でした。

 

なのでセクハラの始まりがこういった雰囲気のバカなノリからエスカレートしていったんじゃないのかなと思っています。

 

もう一つついでに、あれだなーと思った職種は「施設」です。

 

本当にアホが多いです。

 

ただ、特科とは違って面白いんですよ。

それに女性もいるけど、時と場合はわきまえたアホノリするように思います。

 

僕が接したことがある、特科の幹部も残念な人が多かったです。

どれくらい残念かというと、会話が成り立たない人もいました。

 

なので、こういうことがあっても不思議ではないし、それをどうやって大隊長に報告して良いのかわからない中隊長だったのかもしれないなと思います。

 

いずれにしても、上司としては失格ですね。

重処分を望みます。

 

五ノ井さんが受けたセクハラについては、自衛隊を擁護できません。

〇〇ハラスメントについては、受けた本人がどう感じたかが重要ですし、内容も酷いものでした。

 

それともしかしたら、普段は何気なく聞き流せる言葉も、一度こういった体験をしてしまうと全てをそう感じてしまうこともあったのかもしれません。

 

これについても、擁護できません。

 

 

ただ、先日上がった五ノ井さんのツイートで気になったものがあります。

 

9月27日のツイートで、退職時に同意書を書いたそうですが

これについては、規則上の拘束力はありません。

 

提出したくなければ提出しなくてもよいものです。

ただ、こういった親の同意を得ておかないと、追々「辞めさせられた」と騒がれる事態になったら面倒なことになるので、書いてもらう部隊は多いと思います。

 

このツイートに対するリプで「それは法律上なんの効力もない」というようなものも見られますが、そうれはそう。

 

法律的な効力はなくても、その組織を辞めるにあたっては、その組織の規則に基づいた手続きを踏むのは当たり前だと思いますし

 

もしそれが不服であるならば、その旨を申し出るのが当然だと思います。

 

さらに同意書についてはあくまでも「例文」であり、一字一句その通りに書いてもらう必要はありません。

 

僕が五ノ井さんの父だったとしたら

「私の娘、五ノ井里奈は所属していた部隊からの集団的なセクハラ及び、強姦まがいの行為を受けており、耐え切れず退職したいと私に申し出ました。その意思に当然ながら同意します。」

 

というような文言にしますね。

 

これについても、中隊長や部隊の人事陸曹がそういう説明しなかった

若しくはできるほどの知識がなかったことには疑問を感じますし

知っていて、説明をしなかったとしたら悪意を感じますね。

 

おそらく、この同意書の件について出さなくてもよいとか、例文はあくまでも例文だったっていうことを知らなかったと思います。

 

いずれにせよ、この部隊は最悪の体質です。

擁護できる部分は一つもありません。

 

五ノ井さんに関しては、こういった訴えを世間に出したことについては良いと思います。

 

僕が心配なのは、こういった話には必ず反自衛隊の声が届きます。

彼らの思想は極端です。

一例をあげるなら、ミサイルを撃ち込まれようが「まずは話し合い、外交努力で解決しましょう」というものです。

 

お前が行け。お前が仲良しになるように話をつけてこい。

と思います。

 

絶対に無理なんですよ。

これは言い切れます。話し合いで解決するなんて100%できません。

 

こういった偏りすぎた思想の人間に感化されて、おかしな方向に進まないことを望みます。

 

あくまでも五ノ井さんが訴えていることはセクハラ事案です。

その他の政治的・組織的な部分にまで物言うのは間違いですし

こういうことになったならそれは活動家です。

 

たかが1年程度自衛隊で勤務したからと言って自衛隊の全部を知っているなんてことは常識的に考えてもあり得ない話です。

 

五ノ井さんが受けたセクハラについて、僕個人として思うのは圧倒的に五ノ井さんが所属していた部隊が悪いです。

 

五ノ井さんが争う争点はその点と、部隊の隠蔽体質です。

それ以外にまで言及するようなことにならないことを切に願います。

 

 

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入隊式

当時の自衛隊は土曜日は午前中は仕事、午後から休養日となっていました。

半ドン」というものです。

今は完全週休二日制です。

完全といっても、勤務や訓練などで休めない日もありますが、しっかり代休が付くので安心です。

 

僕の入隊式は日曜日に行われました。

たった一週間でできることは限られていますが、この日に必要な動きはできるようになりました。

 

学校の入学式などでは、父兄が先に着席して新入生が入場しますが

自衛隊内の教育開始式などでは、入校者や新隊員などが先に整列していて、アナウンスで参列者が入場してくることが多いです。

 

駐屯地に到着した父兄の皆さんは、待機できる部屋で案内があるまでそこで待機となり

新隊員は壇上を向いているので、顔を合わせることはありませんでした。

 

入隊式の細部は割愛しますが、この式の中で服務の宣誓というものを唱和します。

 

文言はこのようになっています。

 

『私は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います』

 

この当時はただ単に入隊式の中の一つの行事程度にしか思っていませんでした。

 

年齢と経験を重ねる中で、この言葉と幾度か対面することがあります。

 

「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえることを誓います。」

 

非常に重たい言葉ですよね。

自衛隊に賛成や反対の記事にもこの言葉がたびたび出てきます。

「高校卒業してすぐのものにこんなこと言わせていいのか?」みたいな。

 

それほど重要な文章だと思います。

 

この服務の宣誓の文言をただの儀式の一つとしてとらえるか、この言葉に自衛官として成さなければならないことが詰まっているととらえるかで任務に対する考え方や、そこに臨む姿勢は変わってくるように思います。

 

僕の母はこの言葉を聞いて「危険なことはしなくていいから」って言ってましたw

 

入隊式が終わってから少し時間があり、居室などを見せたり話す時間があってそんな話をしていました。

 

今は教育に携わる要員や父兄と新隊員で会食をする教育隊もあるようですが、僕のところではありませんでした。

 

家を出てわずか一週間だけど、立派になったそうですよ😁

 

 

別れ際に「蹴ってきたかったら帰ってきていいんだよ」ってまた言ってました。

 

 

 

 

 

着隊翌日からやるこ

爆音のラッパで叩き起こされました。

 

びっくりして目を覚ますと、班長が入口に立っていました。

 

「今日はいいけど明日から点呼するから。その要領については後で練習する」

とりあえずみんなで飯に行けということなので、またバラバラのジャージで厨房へ。

 

2種類のパンと飲み物が並んでいましたが、パンを取ったら朝飯は食べれないらしい。

 

普通にみんなで飯を食えといわれたので、またお盆を取って並びます。

 

朝飯が終わって部屋に戻って一息ついていると、班長が入ってきてその日のスケジュールを教えてくれました。

 

今は8時15分から家業開始ですが、昔は8時からでした。

その日のスケジュールは

・ 要員紹介

・ 朝礼の練習

・ 基本教練

・ 昼食

・ 基本教練

・ 点呼の練習など

・ 終礼

・ 夕食

・ 入浴

・ 夜の点呼の練習

・ 消灯

びっしりです😅

 

この基本教練というのは「気を付け」や「休め」、「右向け右」など自衛官らしい動きの練習です。

 

これは週末に控えた入隊式の練習も兼ねています。

この数日の基本教練の練習で、恥ずかしくないくらいに仕上がります。

厳しいこともありません。

 

なぜなら、まだ入隊前のお客さん扱いだからです。

 

この基本教練である程度、差がついてしまう人もいます。

「なんでこんなことできないかなー・・・」と思ったり。

 

全員ではありませんが、この時にできるできない

この後の練習で、できるようになるならないは結構大きなものになっていきます。

 

鈍い人はなかなかうまくなりません。

それがうまくいかなくてもいいんです(よくはないけど)

 

できないなら努力するのか・しないのかが重要です。

 

スケジュールはびっしりに見えますが、慣れると時間を作れます。

その時間や、休憩中にコツを聞いて回ったりするのが大切で

できないものをできないまま済ませようとするのが良くありません。

 

それはどの職業でも同じですが、手段生活・自衛隊の中では意味が違ってきます。

 

教育を受けている中で、一体感・連帯感が醸成されていきます。

成長や吸収についても同じ速度で進むのが良いと感じていきます。

そんな時「俺はできなくていいや」と何の努力もしなような人間性だと

「協調性がない」と判断されるし、実際にその部分は欠如していると思います。

 

僕の班にはできない奴も最後までできない奴もいましたが、家業外の時間を使ってできるように努力していました。

 

これと並行するように、戦闘服や制服、半長靴などいわゆる「被服」のサイズ合わせと

階級章や名札の縫物をしていました。

 

こういった、班長のいない時間は同室の人間との会話が生まれる時間になってました。

もちろん、コミュ力の高い人はお構いなしに話しかけてきましたけど。

 

入隊式に向けて、自衛官としての準備と同時に同期の絆の基礎も出来上がってきました。

 

 

 

こちらのアプリで、相談の受付を開始しました。

ここに登録後に「自衛官のお悩み聞きます」や「気楽にいこうよ」で検索していただけたら、僕のページが現れると思います。

 

現役の自衛官から、これから入隊を希望する方まで何でも相談してください。

職場の愚痴も聞きます。

[http:// ]

初日夜~起床

いわゆる「課業外」というものを迎え、みんなで食堂に向かいます。

 

 

みんなバラバラのジャージです。

後に支給されるものもあるんですけどそれがこちら

いわゆる「青ジャー」

74式運動服と言われるものらしいです。

 

ちょーダサいです。

ほぼ着ませんでした。

代わりに、みんなで意見を合わせて普通のジャージを購入しました。

 

 

食堂に入ると列ができていて、お盆を持って

並べられている食事を取っていきます。

 

その時のメニューは忘れましたが

ご飯と汁物、おかずと小鉢、それに牛乳やフルーツもあり、栄養士がしっかりとカロリー計算して作ってますので、栄養面は問題ありません。

 

よく身体を動かす自衛官用に若干、カロリーは高めなので体型が気になる人は、ご飯の量を減らすとか工夫してます。

 

味はおいしかったです。

 

当時は、自衛官が作ってましたけど、今はアウトソーシングで民間の人が作ってくれてます。

 

売店などが整備された駐屯地だと、どうしても売店で買い食いしたり、売店の食堂で好きなものを食べる人もいて、食堂に行かない人もいるので

厨房を管理する部署は、どうしたら喫食率を上げれるかを日々考えているようで

 

趣向調査なども行われています。

 

新隊員にそんなことは許されませんので、みんな真面目に朝昼晩は厨房で食べます。

 

 

入浴……

 

みんなで風呂に行きます。

 

同じ班の12人で入浴ですよ……

 

出会ってから数時間しか経ってない

話もほとんどしたことない人達と😅

 

僕は嫌でしたね。

 

早く出たかったのでサッサと済ませて、廊下で待ってました。

 

 

初日が終わろうとしていたので、実家に電話しようと思い、公衆電話に向かうと長蛇の列ができていました。

 

1箇所しかなかったんです。

 

数分待ち、自分の順番が来たので電話をしたら

やっぱり母が泣きました。

「寂しい……」と

 

つい、午前中まで18年間一緒に暮らしてたのに、その日を境に離れて暮らすことになりましたからね。

 

ちょっとだけ話して部屋に戻ると、班長がいて

まもなく消灯だから、5分前には布団に入って消灯準備をするように言われました。

 

当時は22時消灯でしたが、22時になると

 

やっぱりラッパがなりました。

それと同時に班長が電気を消して一日が終わりました。

 

またラッパかよ……

  

 

現役時代は副業禁止でしたが、投資は問題ありません。

 

自衛隊にいるあいだに頑張れば支出をほぼゼロに抑えることができます。

なので、独身時代にいろいろと資料を集めて投資や先物をしておりました。

 

不動産投資はしたことはありませんが、こういった資料を集めて自分に適しているものを見つけて、可能な範囲でできるものを始めてみてはいかがでしょうか?

 

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#自衛隊 #自衛官 #新隊員